042-452-9097
対応時間
平日 9:00~18:00
定休日
土・日・祝

※時間外、日程は柔軟に対応いたします

資産活用事例ケース4|収益悪化による用途変更の検討/AMSconsulting株式会社

AMSconsulting株式会社 > 資産活用 > 資産活用事例ケース4|収益悪化による用途変更の検討

資産活用事例ケース4|収益悪化による用途変更の検討

                             

 

■相続した築30年を超える一棟オフィスビル2棟の稼働率と賃料が低下し、修繕費用も増えて収益が悪化してきた。 

■周辺では、老朽化したオフィスビルからマンションへ建て替えられている。このままオフィスビル経営を続けて大丈夫だろうか。 

■相続で受け継いだ大切な不動産なので、できるだけ保有し続けたい。よい方法はないだろうか

 

 

1. 各不動産の現状を把握する

 

     

2. 弊社からのご提案

現在のご所有不動産のすべてを継続保有していきたいというD様のご意向を受けて、各不動産を分析した結果、ほぼすべてが継続保有に問題ない物件と判断しました。
ただし「都内のオフィスビル」については、オフィス立地としての優位性が低いことや、投資効果が見込めないため、継続保有をご検討するなら、オフィスビルから住宅への用途変更(コンバージョン)をご提案しました。その場合、工事コストが事業性に大きく影響を及ぼすことから、実際の工事実施については、慎重にご検討いただくことをご理解いただきました。
一方で「ご自宅」および「都心のオフィスビル」については、今後、修繕費等が必要になってくる時期を迎えますので、「都内のオフィスビル」を売却し、その売却代金を修繕費や設備更新費用に充当するなど、その他の保有不動産の価値を維持していく解決策もご提案しました。

 

 

3. 提案後の対策 

D様は、心配されていたオフィスビル2棟とその他の不動産の状況を確認したうえで、「都内のオフィスビル」の今後についてお悩みでした。

そこで私どもは、ご家族で話し合うための資料として、今後想定される追加投資シミュレーションと売却査定価格の算出、および各不動産の建物修繕計画を策定しました。その結果、「都内のオフィスビル」については多額な修繕工事費等が必要になるうえ、追加投資をしても今後の収益性改善が期待できなかったことから、新たな賃貸募集をせずに、現在の賃借人退去後に売却し、この売却代金を「ご自宅」と「都心のオフィスビル」の競争力回復へ向けた修繕費用に充てることを決断されました。

今後は、売却のタイミングを見極めるためにも、定期的に資産レポートを作成し、市場動向を確認していきたいとのことでした。

 

当事務所が提供する基礎知識

  • 相続対策事例ケース1|低...

                                  ■自宅近隣にあるアパートは老朽化に伴い、手取り額が...

  • 相続税対策にもなる住宅取...

    相続税対策として生前贈与を行うことは重要なポイントですが、その中でも子が住宅を取得する費用を補助するために贈与を行うケー...

  • 日本政策金融公庫から融資...

    日本政策金融公庫での融資は金利が低く、返済期間を長く設定できるなどで人気の融資の方法です。しかし、すべての人が受けること...

  • 銀行融資の審査に通らない...

    事業拡大のために資金調達を検討している企業は多いかと思いますが、なかなか審査が通らないというケースもよくあります。銀行融...

  • 合併と買収の違いとは

    M&AとはMergers(合併) & Acquisitions(買収)の略語ですが、合併と買収はどう違う...

  • 資産活用事例ケース2|相...

                                  ■相続で複数の収益用不動産を所有すること...

  • 不動産を活用した相続対策

    相続税の節税対策の中でも節税効果が大きい対策が不動産を使ったものです。賃貸マンションやアパートの建築、購入で不動産賃貸を...

  • 資産活用事例ケース1|不...

                                  ■ 地方の郊外一棟マンションと地方の駅前...

  • 後継者選定

    後継者を決める際には、経営者として資質のある人を後継者に選ぶことが重要です。業務多忙な企業が、他の経営課題に優先して、将...

  • 資金調達の役割と目的につ...

    何か新しいビジネスに挑むタイミングや、既存のビジネスをさらに拡大しようとするときには、資金調達がそのビジネスの鍵を握るこ...

よく検索されるキーワード

代表者紹介

代表者

渡部 重也(Watanabe Shigeya)

渡部税理士事務所代表

保有資格

東京税理士会/登録番号:138611

東京都社会保険労務士会/登録番号:13150474

代表者挨拶

相続・事業承継・資産活用の専門家としてクライアントの皆様のご要望にお応えした最適な対応策をご提案いたします。

クライアントと専門家が一体となって問題の解決にあたっていきましょう。

躍進企業応援マガジン

会社概要

名称 AMSconsulting株式会社
所在地 〒202-0022 東京都西東京市柳沢5-2-32-218
電話番号/FAX番号 042-452-9097 / 042-452-9098
対応時間 平日9:00~18:00(時間外、日程は柔軟に対応いたします。)
定休日 土・日・祝(時間外、日程は柔軟に対応いたします。)

ページトップへ