マンションの購入は相続税対策になる?仕組みや理由など解説
相続が発生する際には相続財産に応じて相続税を支払わなければなりませんが、相続税対策として有効なものにマンションの購入があります。
マンションを購入することによって節税になる仕組みや、なぜ節税効果があるのかについて解説をしていきます。
■マンション購入は節税効果がある?
マンションの購入には節税効果があります。通常現金で1億円持っていた場合には、当然に1億円がそのまま課税評価額になるため、1億円に相続税がかかる計算です。しかし、マンションを購入することによって、相続税の評価額は「固定資産税評価額」になります。
一般的には固定資産税評価額は購入価格よりも5~7割ほどの額になるため、単純計算で1億円の物件であれば5000~7000万円の相続税評価額になります。
そのため、マンションを購入することによって節税効果になるのです。
■マンション節税の注意点
マンションを購入することによって節税にはなりますが、同時に注意すべきこともあります。マンションを購入することによって節税することの最大の欠点は流動性が低くなることです。もし1億円ある資産をすべてマンション購入費に充ててしまった場合にも、相続税が発生する可能性は高まります。
しかし、相続税を支払うには現金が原則ですので、納税資金不足に陥る可能性があります。
マンションはすぐに売却できるものではないため、マンション節税を活用する際には必ず現金などの流動性の高い資産も一緒に確保しておく必要があります。
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